Research

主な研究プロジェクト

構造力学研究室では,以下の4つの主要なプロジェクトを中心に研究を進めています.それぞれの分野で,「機械」「電気・電子」「情報・制御」の横断的なアプローチを用いて社会課題の解決を目指します.

01. スポーツ器具によるデータ収集・分析

スポーツの現場における器具によるパフォーマンス向上と事故予防を目的とし,実際のスポーツ器具を用いたデータ収集・分析システムの研究をしています.

  • ■ センサーを組み込んだスポーツ器具による動作・力学データの取得
  • ■ 構造ヘルスモニタリングを活用した器具による事故を未然に防ぐシステム
  • ■ トレーニング効果の定量化とリアルタイムな可視化

02. 強化繊維プラスチックの力学特性

軽量・高強度材料である強化繊維プラスチック(FRP)の複雑な力学特性を解明し,より安全な機械構造設計への応用を図ります.

  • ■ FRP材料の衝撃吸収・破壊挙動に関する材料力学的シミュレーション
  • ■ 自動車など輸送機器の衝突安全性能を向上させる最適構造設計
  • ■ FRP材料の安全性を担保するための強度評価手法の確立

03. ワイヤロープの非破壊検査

クレーンやエレベータ,吊り橋などの重要インフラを支えるワイヤロープの劣化損傷の検出を行い,破壊過程評価や余寿命推定手法を明らかにする研究をしています。

  • ■ 磁気センサを用いた非破壊検査技術(ヘルスモニタリング)
  • ■ センサデータからのノイズ除去と劣化損傷信号の自動識別アルゴリズムの研究
  • ■ 過酷な環境下でのメンテナンス業務を自動化するロボットデバイスの実装

04. 宇宙エレベータのクライマロボット

ゼロエミッションの新しい宇宙輸送システムである「宇宙エレベータ」構想の実現に向け,テザー(ケーブル)を昇降するクライマロボットの設計を行っています.

  • ■ 昇降時の力学および振動解析
  • ■ 推進効率を最大化するクライマロボットの軽量かつ堅牢な構造設計
  • ■ 環境変化に適応して安全に自律昇降するための制御ソフトウェア開発